伝伝即飽

私の中で話題に!(紹介7割/まとめ1割/他1割)

【紹介】たまに現れる超タメになるレビュワーという最高の布教者

通販サイトとか、アマプラとか、評価を書き込むことができるサイトで、

ごくたまに「この人何者やねん」ってくらいの素晴らしいレビューを書く玄人が出現するけど、

ああいうの遭遇すると感動するよね。

 

短い文章で興味を引かせる人もいれば、

長文であますところなく素敵な点も改善点も全部隠さず書いてくれる人もいるし、

世の中、いろんなひとがおるな~っていう、人生の縮図でも見てる気持ちになれる。

 

アマプラで面白い作品ないかなって探してて、たまたまおすすめに表示されてたのがイエスタデイだったんですが、

トップレビューが「ガチのビートルズファン」の方で他のレビュワーさんとはちょっと違った視点で面白い点を書いてくれているのですごい参考になる。

 

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イエスタデイ (字幕版)

イエスタデイ (字幕版)

  • 発売日: 2020/04/08
  • メディア: Prime Video
 

 売れないシンガーソングライターのジャックが音楽で有名になるという夢をあきらめた日、12秒 間、世界規模で謎の大停電が発生──。真っ暗闇の中、交通事故に遭ったジャックが昏睡状態から目を覚ますと…あのビートルズが世の中に存在していない世界に! 彼らを知っているのはジャックひとりだけ!? ジャックがビートルズの曲を歌うとライブは大盛況。そしてエド・シーランのツアーのオープニングアクトを任され、ついにメジャーデビューのオファーが舞い込んでくる。思いがけず夢を叶えたかに見えたジャックだったが──。

 

↓上の映画の該当のレビュー(全文引用するけど読み応えあるから読んでほしいメンス)

www.amazon.co.jp

まず最初に僕はビートルズの曲ならソラで300曲ぐらいは歌えるぐらいのビートルズマニア?ですが、この映画は大満足でした!

以降ネタバレ↓ めっちゃ長いです。

まず最初に、タイトル及び、主人公ジャックが最初にやった曲が「イエスタディ」なのが、この上なくグッときましたね。。。

他のレビューを観たらあまりこのことに触れられて無かったので、あえて長文で書かせていただきますが、
そもそもこの「Yesterday」という曲は、ポールマッカートニーが寝てるときに突然このメロディが浮かんできて、寝起きで慌てて書き留めたという逸話がある曲なんです・

※ポール曰く、「あまりに自然に浮かんできたものだから、誰かの曲のメロディなんじゃないかと思って皆に聞かせて回ったけど、誰もこのメロディを知らないみたいだったから、僕のオリジナル曲だと認識した。」と述べている。

その誕生の仕方と、曲自体のあまりの完成度の高さから、
この映画の根幹である、「実は違う世界線(パラレルワールド)のアーティスト曲の盗作なんじゃないか?」と妄想できてしまう条件が既にこの曲には揃っているんです。

なので、よくあるありきたりな脚本とビートルズを結びつけたんではなく、絶対にこの曲ありきで、タイトルも絶対に「イエスタディ」でなければいけないんです!

ジャックがいきなりイエスタディを歌い出した瞬間に、その監督の想いが伝わってきて、いきなり号泣してしまいました(T-T)

他にも、歯医者が「With A Little Help From My Friends」とつぶやいて、ジャックが「そうか、この曲もあったよな!」と脚で喜びをシーンなども思わずニンマリしてしまいます。

そして、世界線が切り替わる瞬間に流れる曲が「A Day In The Life」なのも、まさに曲の構成である、ジョンとポールがそれぞれ全く独自の曲を作り、繋げて一曲にしてしまうという荒業を施した曲なので、絶対にこの場面はこの曲でなければいけないんです。

それを監督は本当によくツボを心得ている!

みなさんが書いてる曲のアレンジについてですが、僕の個人的な感想だと、
ジャックはあくまでビートルズマニアでもなく、ビートルズの曲の表層を真似しているだけなので、本家にはちょっと劣るアレンジをあえてしている感じがしました。

そもそも、ビートルズはメンバー全員が天才かつプロデューサーのジョージ・マーティンも優秀という奇跡のグループだからこそ、あの数々の名曲が産まれたわけで、
ジャック一人の音楽造形や弾ける楽器や演奏技術のバリエーションでは超えられないのは当たり前。
音楽というのは、生まれ育った場所やミュージシャン仲間からの影響やスタッフやプロデューサーに支えられて産まれるものだから、本家に劣るのは当たり前。
それを差し引いてもビートルズの曲そのものが持つエネルギーが十分魅力的で、世界中で評判になってもまったく違和感がない、
という点も、このビートルズという題材を選んだ特異性ですね。

シンプルな構成なのに、時代に関係なく誰が聴いても、または誰が演奏しても良い曲がとにかく多い!とにかく、、多い!
この特異性は世界広しと言えど、他のバンドにはありえない特異性ですからね。

例えて言うと、パッヘルベルのカノンはどんなアレンジの曲を聴いても耳心地が良いのと一緒。

次に、ジャックがどんなにちやほやされても「俺はこれでいいんだろうか?」と戸惑っている表情で常にいるのもいいですね。
変に自己主張してヘラヘラするようなキャラだったら嫌いになってましたが、ちゃんとオリジナルに敬意を評して、「ヘイ・ジュード」や「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」や「ペニーレイン」など、明らかにジャックがそのまま作曲したにしては無理がある曲に関しても「原作そのままをキチンと演奏する」というルールを頑なに守ろうとする姿勢でいるのも好感が持てました。

「ヘイ・デュード」に無理やり改名させされてむちゃくちゃ戸惑ってるシーンはファンには爆笑ポイントでしたねw

とにかくこの映画の良いところは、登場キャラクターそれぞれが「本当にビートルズを知らない世界線なんだな」とリアルに思わせてくれるところですね。

「ア・ハード・デイズ・ナイト」のイントロ音「ジャーーーーーン!」が、本当は12弦ギターとベースとピアノを同時に慣らしている音で、ギター一本で再現するとしたら「G7sus4」なんだけど、それもジャックは間違って適当なコードを鳴らしているのもリアルで良いですね。

監督は絶対に知ってるくせに、レコードを数枚持ってる程度でしかないジャックが正解のコードを知ってる訳がないと、わざと間違えさせているところがほんとリアル。

あと、ジャック自身、ギターストロークとあんまり上手くないピアノしか演奏できないのに、無理やりエリナーリグビーを演奏しようと頑張りつつも失敗してる所もいいですね。

クラシックの素養もなく歌詞もうろ覚えだし、ジャック的に演奏するには難易度が高いにも関わらず、ボツにせず一生懸命ものにしようと頑張ってる姿を見せることによって、本人の頑固さ、真面目さを伝えており、ジャックの童貞っぷりと全体のストーリーとが無理せずつながる脚本になっていて、とても良いです。

たぶん、批判している人はこの辺は見てないんだろうなぁ、まぁ人それぞれ色んな考えがあって全然よいと思いますが。

既に映画をご覧になった僕と同じようなビートルズマニアの方々の言葉を代弁できたでしょうか?
ビートルズ全員に観てほしい、本気でオススメの映画です!!!

 

ものすごい愛を感じる。こういうレビュー大好き。

私も愛を感じる文章もっと書きたいけどまず愛とは何か。それを調べるためにアマゾンへ向かう必要がある。アレが収束しないといけんな。いまは諦めよう。ほな・・・

 

 

 

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