終始よかったし最後の数分大号泣したわ。案の定だよね!!!!
「最高の人生の見つけ方」
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あらすじ
カーター(モーガン・フリーマン)とエドワード(ジャック・ニコルソン)は、末期ガンだった。
実直な修理工のカーターと一代で富を築き上げた実業家のエドワード。きっとふつうの人生を送ってたら、出会ってなかった2人は、たまたま同じ病室で知り合って、人生の最期の6ヶ月を、共に旅して過ごした。
あらすじだけでもう泣くの分かってたけど案の定泣いたわ。
ただ1人の女性を40年以上愛したカーターは、家に帰れば待ってくれてる家族がいる。
5人の女性と結婚し、離婚したエドワードは、家に帰っても迎えてくれる人は誰もいない。
2人で決めた「棺おけリスト」(やり残したことやっちゃおうリスト)とか、正直、いま元気でいる人こそ作成して、ひとつずつ、時間かかってもいいから達成したほうがいいと思う。
体力も落ちて、心に体がついていけなくなってからでは、しんどい。
カーターとエドワードは「賢い」って点以外では、正反対だった。
信心深いカーターと、無神論者のエドワード。
浮気など考えたこともないカーターと、5度結婚して美人を侍らせるエドワード。
家に帰れば家族がいるカーターと、家で待つ人はいないエドワード。
「家族がいるから幸せか」というと、実はそういうニュアンスでもないのがこの映画。
カーターは、40年、妻と連れ添ったけれど、娘が成人して以降は、心にぽっかりと穴が空いたようになった。
妻と一緒にいても、「ときめき」を感じることがなくなった。
ただ実直に仕事をして、子どもたちを不自由なく育ててきた。
けれどその末に、ガンになった。
最期の6ヶ月、知り合ったばかりのエドワードと過ごすことを決意したのは、もう一度、若い頃に体験した「青春」を、心が躍る体験を、したかったから。
でもやっぱり最期は、家族のそばで。
エドワードは、離婚してから会うことを恐れていた娘と向き合うことができた。
孫娘にも、出会えた。
そして、「見ず知らずの人に親切にする」を叶えられた。
たとえ傍に家族や愛する人がいなくても、きっとその人生は最高に輝いていた。
天国の扉の前で、
「しあわせになれた」か?
「他人にしあわせを与えられた」か?
そう質問されても、
2人はどちらにも、「イエス」と答えられたんだろうなあ。
なんかもう、最高だった。
とても現実的じゃないけれども、
「棺おけリスト」を達成することは、誰にだってできる。
つべこべいわず、
自分がやりたいこと、やってこその人生だぞ、っていう。
最近泣いてないな、って人はこの映画見るとよい。
どっちにしても、「家族」ってええなあ、って思える映画だから。
それは血が繋がってるものじゃなくって、
「隣人」的な家族もあるんだな、ってことが分かる。
「見ず知らずの人に親切にする」
ってことが、無自覚であってもできたなら、素敵だろうなあ。
けっこうもう長いことアマプラで無料視聴できてるからそろそろ見放題できなくなるとおもうので、秋の夜長に、90分、いかがですか?
視聴後、すっきりとできるよ。泣きすぎて。
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