仕事柄、様々な出来事や人物などを検索することが多いのですが。あと、ちょいちょい記事精査のために自ブログのアクセス解析も見ていて、気付いたのですが。
いまって若者の間では「なんJ」=「2ちゃんねる(5ちゃんねる)」って認識に切り替わってますね…?
これ、冗談だろ、ってアラサー以上のネット民は思うかもですが、試しに検索してみてほしいのです。
「笑えるコピペ」で検索すると、アンド検索(関連ワード)に「VIP」「2ちゃんねる(5ちゃんねる)」ではなく、「なんJ」が出現します。
かつて、「笑えるコピペ」といえば「VIP」「2ちゃんねる(5ちゃんねる)」が常識だったのに、今は「なんJ」のレスをお求めになる方が爆増しているのです。
何か知らん間に、「ネット民=なんJ民」っていう謎認識がすっかり定着しとる・・・おそろしい。
なんJ民が使用する用語「ワイ」「~やで」「ンゴ」「クレメンス」などをはじめとする「なんか一見関西弁っぽいけど微妙に違う気持ち悪い言語=猛虎弁(もうこべん)」もどこでもお見掛けする時代になっています。正直怖いくらいどこでも見かける(※ネット上で)。リアルに聞いたことないのがまだ救いかもしれない。
なんでこんな普及しとんのかなーとちょっと考えましたが、あれですね。
まとめサイトのせいだ、と行き当たる結論。
※まとめサイトとは
ネット上に書き込まれた情報をまとめて掲載するブログサイトなどの総称。だいたい無断コピペ&広告収入(アフィリエイト)で成り立っているので、一部ネット民からは毛嫌いされる存在。亜種として「いかがでしたか?」系のサイトも含まれる。こっちは悪質な存在としてアンチが特に多い。※長々とどこでも見かける情報を崩壊した日本語でまとめて(丸っとコピペして)ある挙句、結局欲しい情報一切載ってないという最悪なパターンしかないため
投稿主もブログ内でいくつか「まとめ記事」を作成してる上に「ネット民=5ちゃん民=なんJ民」の構図を作るのに加担してるので(※ネット上の笑えるコピペ記事を作成する時になんJのスレをまとめることが多い)あんまり言えないんですけど('ω')
静かに時代は流動していくな・・・と何故か感慨深くなっています。
変わっていく、といえば、なんか知らんがブームが去ったネット用語、いま思い出すとめっちゃいっぱいありますな。
「キボンヌ」
「もまいら」
「香具師」(やし)
「記念カキコ」
などなど・・・
一世を風靡した(※ごくごく狭い範囲で)用語も、いずれは廃れて新しい用語が生まれていくのは面白いような、さみしいような。
「(笑)」の表現方法も、今や多種多様。
「(ワラ」
「w」
「草」
などなど。
そしてそれがなぜかネット上のオタク連中の間のみならず、いつの間にやら世間にじわじわ浸透していくという。
たとえば、ニコニコ動画特有の「動画上に流れる視聴者コメント」演出。
「世にも奇妙な物語」を筆頭に、事件が起きる系の刑事ドラマやデスゲームっぽいドラマ、アニメなど、どこでも見かける演出としてすっかり定着してしまった・・・。
ネット上で流行した言語をニュースなどでも取り上げるとかも当たり前。
一度でも話題になればそれが瞬間風速何千キロの勢いで売れまくる。
テレビの影響力は無論、まだまだ健在ですが、ネットはネットでうまく利用するとヤバイことになる。
こういうので牽引できる才能や行動力のある人ってのは、性別も年齢も関係なく存在するのがまたすごい。
ネットって、際限なく面白いな、とつくづく思います。
そら、こんな娯楽(ツール)あったら、一日中張り付いてても飽きないわね。
ということで引きこもりやニートからはインターネットを取り上げることから始めないと一生そのままなので親御さんはまず家の電気の供給をストップすることをおすすめします。そして専門家の方のご指導のもと適切に社会復帰できるようサポートしてあげてくださいね。健闘を祈る。
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