伝伝即飽

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【おすすめ漫画レビュー】野球漫画読んでたと思ったら号泣してた【群青にサイレン/桃栗みかん】

やはりスポーツ漫画は熱くて泣けて心が温まっていいですね…

(※既刊9巻までの感想になります。核心を突くようなネタバレには配慮してあります)

 

群青にサイレン/桃栗みかん(河下水希)

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あらすじ

吉沢修二はかつて野球が大好きな少年だった。修二が高校一年生になったとき、いとこの吉沢空と思いがけず再会を果たす。けれど、修二にとって空は、自分が野球嫌いになった原因を作り出した張本人で「大嫌いな人」……あの頃より背丈が伸びた修二とは対照的に、小柄なままの空に対し、「今ならこいつに勝てる」と闘争心を燃やした修二は野球部に入部する決意をする。

 

 

上のツイートをたまたま拝見したので試し読みしたら見事にハマってジャンプ+でコイン購入して一気に9巻分まで読みふけってしまいました…

登場人物全員闇を抱えてるといっても過言ではないほどの過去を持つ高校球児たちはけれど、ストーリーが進むにつれてちょっとずつ、そのトラウマとも呼ぶべき過去の出来事を克服していくんですが、その情景描写というか、キャラたちの表情の書き方がほんっと上手くて、読んでいる最中は何度も涙がこぼれてしまうほどに感情移入しておりました。

すれ違いに次ぐすれ違いに、本当は本人たちそのものに原因があるわけでもなく、ただ彼らは「巻き込まれただけの被害者」であったり、大人たちの都合で振り回されただけであったり……見ていてもどかしい気持ちにもなるし、過去の出来事を自分たちで上手に受け入れたりなど、そういった場面は今現役で青春を謳歌している学生さんたちが読んでもきっと共感できる内容になっていると思います。

 

そして、特筆したいことがありまして。

大抵の野球漫画って、主人公クラスの球児は「ピッチャー」や「4番エースバッター」であることが多いんですが(あまり野球漫画読み漁ってないのですが今まで読んできた野球漫画はそういうパターンが多かった)、この作品は、主人公である修二が「ピッチャー」として活躍……するのではなく、なんと「キャッチャー」として活躍していくんですよね。キャッチャーと言えば、勝手なイメージですがガタイが良くて豪快なチームの大黒柱がやるポジション、というのが投稿主の中に長いことあった印象なんですけど、それだけではなくて、広いグラウンドを見渡して状況を判断できる「コマンダー」のような役割も果たすものでもあるということが、この作品では存分に描かれているんですね。

野球の花形といわれる「ピッチャー」「エースバッター」とは少し視点が違う「キャッチャー」というポジションから見る試合は、なんだかとても新鮮でしたし、一見すると他のポジションよりは走り回ったりすることがないから楽そうにも見えるポジションですが、実際にはチームの行く末を左右する司令官なんだということを初めて知り、より野球に関して興味を抱くきっかけを頂いたようにも思います。

(元々投稿主はスポーツはあまり得意じゃないんですが、野球観戦だけは年に一回いく程度には好きで、ある程度ルールとかも知っている数少ないスポーツだったりします。なので他のスポーツ漫画に比べれば野球漫画はよく読むジャンルの一つでもあります)

 

無論、純粋な野球ファンからすると、あくまで漫画だから現実よりファンタジー寄りだぞ!と反論をかうかもしれませんが、少なくとも私個人としては野球に興味を抱くきかっけになり得るくらい面白い作品だと思いましたし、キャラクターたちの葛藤や衝突なんかは、思春期に見られるようなリアリティある反抗であったり意地であったり、見ていて心がキュ、とするシーンも多くて、楽しむことができました。

修二が空へ対して抱いている「憎い、嫌い、だからそう簡単に寄り添えないし仲良くもしたくない」という気持ちは痛いほど理解できます。私自身も苦手であったり「あ、この人のこと嫌いだ」と思ったら同じように仲良くなんて出来なくなりますし、最悪の場合、相手と目を合わせることもできず素っ気ない態度を取ってしまうことが過去に幾度かありまして……だから、空とのわだかまりが解消する決定的な出来事が起きたときでも、修二がすぐには空へ対して和解することができなかったくだりなんかは、本当もう涙が溢れてしまうほどに共感していました。

自分の人生や生き甲斐や居場所を奪った相手なんて、どんな理由であれそう簡単に許せないですよね。許してやれよ女々しいな、と思う読者の方もいたかもしれません。けれど、修二が葛藤しながらも空に少しずつ歩み寄ろうとする展開は、こっちも思わず応援してしまいました。恐らく私であれば、修二のように歩み寄ることすら拒否してしまう自信があります。それほどまでに、「大嫌いな人」に対する憎しみは根深くて簡単には払しょくできないものなのです。

たかが漫画に何を熱くなってんだ、と思われるかもですが、過去のレビュー記事見て頂ければ理解いただけると思いますが私は情緒が豊かですぐ感情移入して物語を愉しむことができる人間です。キャラクターが嬉しければ私も嬉しいし、悲しければ号泣するし、激しい怒りに震えていれば私も禿げるほどに怒りに満ちます。ていうかせっかくフィクション作品見るならこれくらい夢中になって感情移入したほうが楽しくないですか?って思うんですがどうですか。いいですよね!!!ね!!!!!!

 

ところでこちらの作品の絵柄ですが、どこかで見たことあるなーって思っていたらあれなんですね。かつてジャンプで連載していたいちご100%の作者さんなんですね……どうりでキャラクターたちに色気があって表情の描き方がめっちゃ上手いと思いました……今作はほとんど女の子は活躍しない作品なんですが(作中一番多く登場する女の子は修二の妹の亜子ちゃんくらい)、めちゃくちゃ健全で野球に真剣な球児ばかりが登場するので、男性でも女性でも楽しめる一作となっていると思います。

また、元々連載していたのが「マーガレット」という女性向け雑誌だったため、野球漫画というジャンルなのですが書店さんや電子書籍などでは「少女漫画コーナー」(マーガレットコミックス)に置いてあるので、もし店頭でお買い求めになる際は「少女漫画」のコーナーで探してくださいね~。

私も電子書籍で検索していたとき少年漫画のカテゴリで探したら無くて「あれ?!」って戸惑ってしまったので……作者さんもこれに関してはアナウンスしてくださっていますので、このレビュ―見てもし読みたい!ってなった読者の方は探す場所にご注意ください。

 

 

一気に既刊全部読んでしまったのですが、今後どんな展開になるか楽しみで仕方ありません……。

私の個人的な話になるんですけど修二の友人で角ケ谷君という子がおりまして、この角ケ谷君の「髪型+メガネ」がストライクなんですよね。二次元三次元問わずこの特徴の外見されてると漏れなくファンになります。もっと流行ればいいのに!!って思っているので世の男性諸君はぜひメガネ+この髪型になればいいのです!!(※ただしイケメン(もしくは美形)に限る)

 

角ケ谷君は9巻の表紙に描かれているので気になった方はご購読どうぞ。

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